4DFF2024にて発表を行いました

2024年10月24日、日本画像学会の研究会である4DFF2024の口頭発表にて、研究成果を発表しました。

口頭発表後の質疑応答やオーサーズインタビュー、懇親会では本研究の課題を見直すような議論を行えました。今後の方針としては一度、修士論文の執筆に力を入れます。執筆後はCHI(Interactivity)とUIST(Full paper)への投稿・採択を目標に研究を進めます。

タイトル:Instant Shape: 磁力と熱で書き換え可能なマテリアルの考案

概要:熱溶解積層法による 3D プリンティングでは、造形物の修正のために再設計と再印刷を必要とし、余分な時間とフィラメントを消費する。特に試行錯誤が重要とされる造形物では、その傾向が強く見られる。本研究では、熱によって形状記憶する特性を持つ形状記憶ポリマーに磁力を加えることで、定量的な形状変形による造形物の修正を実現したプロトタイピング手法「Instant Shape」を提案する。Instant Shape は一般的な 3D プリンティングプロセスを通してオブジェクトを設計・出力し、シミュレーションを通して形状変形を予測して確認できる。本稿では、一連のプロトタイピング手法とその利用シーンを示す。

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